生産現場指向の多機能コントローラ Y-HeaTのヒータコントローラは、ユーザーからの意見や要望に応じて、ハード、ソフト共に改善と進化を続けています。
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基本仕様 | 入力電圧 | 三相 200/220V(50/60Hz) | |
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外形寸法・重量 | YHT-C2200:450(W)×400(D)×1300(H) 約70kg YHT-C2400:650(W)×500(D)×1500(H) 約120kg |
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表示部 | 10.4インチ タッチパネル液晶 | ||
液晶画面 | 表示デバイス | TFTカラータッチパネル液晶 | |
表示分解能 | 800×600(ドット) | ||
表示サイズ | 10.4インチ | ||
表示色 | 65536色 | ||
入力 | タッチパネル ソフトウェアキーボード入力 | ||
記憶媒体 | コンパクトフラッシュ(CFカード,内蔵スロット),USBメモリ | ||
制御・温度設定 | 制御方式 | PID制御(サイリスタ位相制御) | |
制御チャンネル数 | YHT-C2200:4ch YHT-C2400:8ch |
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温度センサ | K型熱電対 | ||
温度プログラム設定 | 温度―時間設定,冷却保持時間 | ||
冷却方式 | 冷却水用電磁弁 切替式 | ||
冷却出力数 | YHT-C2200:4ch YHT-C2400:8ch |
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冷却水用電磁弁 |
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冷却設定 | 冷却開始時間,冷却保持時間 | ||
温度条件保存 | 最大電流設定 | ||
各種機能 | 運転モード | プログラム運転,定値制御運転,手動運転 | |
手動運転時動作 | プログランRUN(手動実行),手動冷却,冷却半自動 | ||
PID設定 | オートチューニング | ||
トレンドグラフ | 温度・電流値を画面上で過去2時間分保存 | ||
温度履歴保存 | トレンドグラフ自動保存(CFカード,2時間毎) (保存ファイル:CSV形式) |
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各種警報 | ヒータ断線警報,漏電警報,温度センサ断線警報, 温度上限/下限警報,開閉信号異常監視,非常停止 |
・マルチコネクターオプション(コントローラ注文時のみ設定可能)
標準仕様では、ヒータ用ケーブル、熱電対用ケーブルをそれぞれ最大8本金型側と接続する必要がありますが、これをコネクタに集約して接続するようにします。接続作業が容易で作業効率が上がります。
・サイリスタ画面設定オプション(コントローラ注文時のみ設定可能)標準仕様のサイリスタは、本体の扉を開いてボタンを押して初期設定する必要がありますが、このオプションではタッチパネル液晶画面上で設定できる仕様に変更されます。操作が楽なことと、作業に制約のある生産現場で重宝します。
・マルチコネクター変換ユニット既に導入済みの標準仕様コントローラとマルチコネクター仕様の金型との接続を可能にする変換ユニットです。
・ヒータ部冷却用冷却回路切替電磁弁本体には標準で2個付属していますが、単体での追加購入も可能です。
4ch ヒータコントローラ YHT-C2200 |
8ch ヒータコントローラ YHT-C2400 |
コネクター・オプション |
Q1 | ヒータ式のヒート&クールは、電気代が高いと言われてますが、本当ですか。 |
A1 | 他社のヒータ式ヒート&クールは、入れ子全体を高出力ヒータで加熱する仕組みであるため、確かに言われるようなことがあるかも知れません。しかし、Y-HeaTは金型表面だけを加熱冷却する仕組みであるため、高出力を必要としません。一般的な金型の加熱冷却で8chコントローラを使用した場合、出力は1〜5kW程度となります。Y-HeaTは、必要な部分だけ加熱する部分加熱が可能であることも低出力の要因と言えます。ちなみに標準コントローラの電源接続が、200V用コンセントであることからも高出力でないことが分かります。 |
Q2 | アメリカの工場にコントローラを導入したいのですが、可能ですか。 |
A2 | UL規格に認定された別機種のコントローラをご用意しています。また、コントローラの操作画面は、全機種で日本語と英語の切替ができる様になっています。 |
Q3 | 社内規格で熱電対はJ型でなければなりません。対応可能ですか。 |
A3 | 対応可能です。コントローラ製作時にご指定下さい。 |
Q4 | 成形現場は、他の機械が既に設置されているため、設置スペースに限りがあります。Y-HeaTのコントローラをもっと小さくできませんか。 |
A4 | Y-HeaTコントローラは、既にできるだけ設置面積を小さくするように設計されています。もし、スペースに余裕が無ければ、本体から液晶モニタだけを外して側に持って来ることが可能です。 |